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ペンダントライトの吊り高さの考え方

ペンダントの吊り高さを決める前に、ペンダントの正しい使い方についてお話しします。

ペンダントは天井に設置するダウンライトやスポットライトとは異なり、吊り下げることで必要な所に程よい明るさを配置することができます。ですので上の方に設置するのではなく出来るだけ低い位置に設置する事をお勧めします。

具体的にどれ位の高さが良いかと言うと、目安としてはテーブル面から700mm〜800mmでお試しください。ペンダントの形や素材によって異なりますが、主にダイニングテーブルの場合、テーブルを移動しないのであれば頭に当たることはないので低めに吊り下げても大丈夫です。その場合、広範囲に照らすことは出来ませんが、テーブル面は しっかりと照らされ、文字の読み書きは勿論、料理は艶やかに美味しく見えます。逆にペンダントを上げ過ぎると、照らす範囲は広くなりますが明るさは弱くなります。その分ワット数を上げると、天井辺りから強い光で照らすことになり空間全体がフラットに明るい空間になってしまいます。

  • 商品名 galette enamel 60w×1
  • 商品名 galette enamel 60w×1

リビング照明の場合、頭に当たらない高さ、床から器具の下場を1900mm〜2000mmを目安にしてください。ある程度明るさが必要な場合は、布シェードなど空間全体に光が広がる方が良いと思います。器具上部が開放されているタイプは、ランプの光が天井面に間接的に広がるので、下方向の明るさプラス天井面が明るくなり視覚的な明るさはかなりアップします。天井から器具上端まで150mm程度開ければ天井を綺麗に光らせることが出来ます。

ペンダントの素材や形の違いについての説明ですが、外径が広く高さが浅いものは広範囲を照らします。逆に外径が狭く高さが深ければ、照らす範囲は小さくなります。特長に合わせて吊り高さや、何灯吊すかをご検討ください。

素材が鉄製品などの不透過な物の場合、周りに光が広がらない為テーブル面の明かりが強調されます。布やガラスの透過する場合は、周囲も照らされるのでコントラストの無い柔らかな明かりになります。

詳細ページの写真の最後に同条件で撮影した明るさの広がりがありますので参考にしてください。